大学卒業した

3月24日、大学卒業した！

卒業式はコロナの影響でなくなって、少人数での卒業証書授与式のみ。入学式を思い返すと、すごい広い会場でのすごい大人数の式で、自分の存在が小さくなって「行っても行かなくても良かったな……」という気持ちになったので、かえって少人数の方が色んなものが近くで見えて、ギュっと詰まって、よかったかもしれない。

大学受験、計画も勉強も試験も失敗して浪人したうえで滑り止めの滑り止めの滑り止めにしか受からず、入学してみると（知ってたけど）勉強したいと思っていた分野の授業はなく、友達もできず、高校生のときに思い描いていた大学生活とは程遠く、キャンパスのアクセスも悪いし、1,2年生の頃は本当に嫌々通ってたな〜〜。

入学してすぐ、高校の友達に紹介してもらった時給が超いい居酒屋のバイトを始めて、大学で満たされないぶんものすごいバイトしてた。バイト先では結構必要とされてもらえていた気がする。そういえばバイト先の男の子たちにすごいモテてた。

あとたまに資格取ったりしてた。大学で得られるものが少ない！何かを得たい！って資格の勉強して実際取得したけど、大したことなかった。

今は大学なんて図書館利用できるだけでも有意義だしなんだってできる場所だから大したことない資格取るよりもやることたくさんあるじゃん、と思うけど、志望校に落ちたばかりの1年生当時は400人くらい？入れる大教室がパンパンでうるさくて、そのなかでわたしはひとりで、教養科目は退屈で、課題の内容もひどくてつらかったんだろうな。2年間受験生やった結果がこれ！って。 いや〜〜決して悪い大学じゃないんだけどね〜〜。なんかね〜〜。

インプットとアウトプットのスパンが超短い、インスタントに満たされるタイプの勉強をすることで保たれてた。そんな環境にも慣れていく。学問には超怠惰になった。

そんな中、一緒に浪人して一緒に志望校落ちて一緒に入学して時には代返し合ったり授業サボってカレー食べに行ったり、車で迎えに来てくれてファミレスに行きまくったりしたお友達LOVE……。君がいたから……。スタイルいいね。

大学生活、1年生の冬に仮面浪人して失敗したり（また受験してる）、バンドやったり、だんだん授業がまばらになって気楽になったり、素敵な先生との出会いがあったり、彼氏と4年半ぶり？に同じ土地で生活できるようになったり、就活終わって内定先インターン始めて気持ちが整ったり、めちゃくちゃな卒論をギリギリに無理やり提出したりなどしながら所謂自己肯定感を高め、卒業式の頃には大学へのマイナスの気持ちも特になく、卒業した〜〜〜！って感じです。

高校の同級生がみんな高学歴すぎて恥ずかしくて、SNSとかで○○大学卒業しました！とはまだ言えない。在学中も、どのSNSにもどこにいるって書いてなかったから、色んな人にどこで何してるの？って聞かれた。いや本当にね〜〜悪い大学じゃないんだけどわたしに学歴コンプがある。

親にはまあ感謝はしてるけど、（仮面浪人までさせてくれて……）卒業後実家を出たいというような話をしたら、「卒業してすぐ飛び出していくなんて食い逃げみたいなもんじゃん！　家にいてお金入れなさい！」と言われてちょっと具合が悪い。だいぶ端折ってるから親の本意はここじゃないかもしれないけどかなり刺さった部分……。思い出すたびに何もできなくなるくらい落ち込む。

こんなご時世だけど少人数の学科なので（だから良いというわけでもないか〜〜）夜はお酒を飲みに。遅刻した。

最後まで友達らしい友達はできなかったけど、なんか学科のみんなが最後に写真を求めてくれたり、気になってたけどあんまり喋れなかったと言ってくれたり、なんだこんなに気にかけてもらえてたのか恐縮……。

1枚目の写真の先生が最後の方に来るって言うからそれ目当てで行ったところ本当に最後の最後しかいなかった〜〜。でもお話できて良かった！

1枚目の写真、これだけだと誰とのどういうシチュエーションの写真なのか全然わからないな。右が先生、左がわたしです。授与式のときに殺風景な教室で撮ってもらった。

なんか先生に会うと、好きな人には好きって伝えようとか、会いたい人には会おうとか、わたしの愛する人たちに愛のある日々と光が降り注ぎますように、とかそういう気持ちになる……。

大変恐縮ながら先生からわたしにも興味をいただいていて、「依怙贔屓のようだけど、この学年で一番おもしろい学生でした。できることなら卒論も私が見たかった！」というようなことを言ってくださってハッピー！　でも結構しっかりお酒を飲んでいたときに聞いた話なので盛ってるかもしれない。あ〜〜精進。

何が言いたいのかわからない、フワッとした大学生活総括。